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青木鞄の基礎知識

正式名称は「株式会社 青木」。
創業は明治27年（1894年）。日清戦争が開戦し、樋口一葉が現役で筆を揮っていた時代に誕生しました。
数度の戦火に見舞われながらも、明治・大正・昭和・平成・令和と激動の時代を生き残ってきた正真正銘の老舗です。

100年以上の歴史を持ちながら、
「伝統を継承するだけでなく、常に時代を見つめ、その時代に合ったカバンの価値を切り拓く」
このスピリッツこそが、青木鞄が青木鞄たる所以。

青木鞄が生み出す商品たちは、どこか懐かしいのに、古臭さなど微塵も感じさせない。
奇をてらうことなく、しかし確実に新しい。

常に王者であり、常に挑戦者であり続ける。まさに日本を代表するカバンメーカーです。

青木鞄の社内にて保管されている、大正3年に作成された商品カタログ

青木鞄のここがスゴイ！

ここからは当店スタッフの独断と偏見による推しポイントを語らせていただきます。
青木鞄がスゴイなと思うところは主に以下の3点です。

・ 長く使える
・ クオリティに見合わない価格
・ 豊富なラインナップ

順に語ります。

長く使える

一番スゴイのはこれです。「長く使えること」に対する異常なまでのこだわり。執念と言ってもいい。

革の質やデザインもさることながら、青木鞄がカバン作りにおいて最も重視しているのは「長く使えること」です。
簡単には壊れないよう、パーツ選びや縫製がしっかりしているのはもちろん、万が一壊れてしまっても修理がしやすいことまで考えて作られています。

また、青木鞄のモットーとして、「修理できませんとは言いたくない」があり、何年前の製品でも可能な限り修理を受け付けてくれます（過去には20年以上前に購入されたカバンの修理依頼をお受けしたこともあったそうです）。

場合によっては新製品を買うのと同じくらいの修理金額になってしまったり、100％完全に復元できるわけではありませんが、「それでもこのカバンを使いたい」という想いにはできる限り応えたいと、熱く語られておりました。

クオリティに見合わない価格

革の質や製法など、総合的なクオリティを考慮すると、とても良心的な価格設定をされています。
「このクオリティならもっと高く売ってるブランドいっぱいあるんだぜ？」と思わずにいられません。

1個5,000円とかではないので絶対的な価格はお安くないかもしれませんが、長く使えることを考えると決して高い買い物ではありません。
「いいものを長く使いたい」とお考えのお客さまに、第一におすすめしたいメーカーさんです。

豊富なラインナップ

青木鞄には主に6つのブランドがあります。

・ COMPLEX GARDENS（コンプレックス ガーデンズ）
・ Lugard（ラガード）
・ la GALLERIA（ラ・ガレリア）
・ GAZA（ガザ）
・ LA FERE（ラ・フェール）
・ Luggage AOKI 1894（ラゲージアオキ 1894）

ビジネスシーン向けを中心に、きれいめカジュアルやヴィンテージライクなラインまで、大人の男性にふさわしいアイテムを豊富に取り揃えています。

どのブランドも華美ではない個性にあふれており、きっと、心惹かれる逸品が見つかるはずです。

青木鞄のブランド

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