バランス良く使いやすい切れ味の良いTHEはさみ。はさみは、今から約3000年前にエジプトで生まれ、ローマ時代には既に現在と似た形状でヨーロッパに普及していました。私たちが普段よく目にする事務用のはさみは持ち手が左右対称のものが主流ですが、これは向きを気にせずさっと手に取れることや、左右同じ形にすることで効率的に生産することを考慮して生まれた形です。また、一般的なはさみの刃付け角度は55度前後ですが、THE SCISSORSは45度。切るのが困難と言われるガーゼが切れることを1丁ずつ手作業で確認して出荷されます。製造は事務用はさみのNO.1メーカー、プラス株式会社。プラスが生み出した、根元から刃先まで一定の力で切ることができる「ベルヌーイカーブ刃」の新技術と、古来から続くはさみの伝統的な加工技術を掛け合わせて生まれたはさみです。刃物は贈り物には縁起が悪いと言われがちですが、実は「災いを断ち切り幸運を切り開く」と言われ、皇室でも慶事に刀剣を贈る習慣があることや、海外でも「魔を切る」と言われ縁起の良い神聖なものとして様々な祭り事や式典に使用されてきました。そんな歴史をモチーフに、桐箱入りでつくっています。