熟練職人による日本伝統の技。
丁寧な仕事が詰まった逸品ティッシュケース。
厳しい寒さの環境で育ち、2~3年の歳月をかけて長期乾燥した特別な桐材。さらに職人の目利きによって厳選されたものだけを製材・加工して作られたちり紙箱です。桐は古くから縁起が良い、幸福をもたらす木として尊ばれており、その性質は発火点が約400℃以上と耐火性に優れています。伸長率、収縮率が小さく狂いが少ないために気密性も高く、日本の四季でも大切なものを長期保管することに適しています。四隅の木組みは、伝統的な組み方「三つ組み」と呼ばれる2方向から木釘を打ち込んだ丈夫かつ職人の高度な技術が必要となる作り。仕上げには高価なろうそくの原料に使われるイボタの木に生息するイボタムシから採取した貴重な天然の蝋をすり込み、程良い艶や撥水性を保っています。手作りならではの熟練した技術とこだわりが随所に現れた逸品です。