熟練職人による日本伝統の技。
丁寧な仕事が詰まった逸品菜箸。
料理に欠かせない菜箸。持ち手の部分は本乾漆と呼ばれる、乾燥させた本漆の粉を均等に振りかけ乾かし、研ぎ出しの工程を8回程繰り返し、塗り重ねた特殊な技法。滑り止めとしての役割も果たします。五角の形は人間の指の本数と同じことから、持った時の角度やバランスがよく、手に馴染みやすい形と言われ、先端を五角に削り出すことにより掴みやすい菜箸に仕上がっています。五角形の菜箸の「五」は万能を意味し、邪気を払い幸運を呼び込む縁起の良い形とされています。「食べることに困らないように」と願いを込めた贈り物としても最適です。また、五角は「合格」や1膳で十角になることから「トーカク=当確」の祈願としても。さらに33cmは「10.89寸=トーヤク=投厄」とも言われています。